ご購入の際は必ず商品ラベルの成分表をご覧ください。はじめて使用する場合はパッチテストを行い、ヘナに対して頭皮や肌が敏感でないことを確かめることが重要です。

毛髪はメラニン色素によって色づいているため、その色素を持たない白髪がローソン本来のオレンジ色に染まります。色素成分であるローソンが髪のケラチン(タンパク質)に定着し、色づくという特徴を利用しているのです。

〈頭皮への影響〉
染毛前のパッチテストで異常がなければ、頭皮に付着しても問題はありません。反対に何らかの反応が出た場合は、すぐに使用を控え、専門の医師に必ず相談をしてください。

〈着色の影響〉
ヘナ染め製品は、染毛の際、頭皮が多少色づくことがありますが、洗髪により自然に色落ちしていきます。

一時的にヘナを髪に定着させることで、髪色を変化させるのがヘナ染めの仕組みです。
使用するシャンプーやヘアケア剤によっては、植物由来成分の定着を弱めてしまう場合があります。

シャンプーは色落ちを早める鉱物油などの石油系やアルカリ性(石鹸シャンプーなど)のものではなく、弱酸性のシャンプーを使用するとよいでしょう。ただし、それらに含まれる成分によっては、やはり色落ちのスピードを早めてしまう場合もあります。また、ヘナはアルカリ性の液体との相性が悪く、海水や温泉水、プールの水などによって色落ちが早まる可能性があるため、注意が必要です。

毛髪の太さや細さによって、着色が異なることはありません。ヘナの着色は、髪の痛み具合によって左右されます。傷んだ髪にはヘナが付着しにくく、染め上がりや色持ちにも影響を及ぼします。
ヘナは髪の主成分であるケラチンに付着することで染まります。毛髪が傷み、ヘナが着色しにくくなってしまう理由は、うろこ状のキューティクルが破損しいている状況、つまりタンパク質が流出しているからなのです。

色持ちの期間は、お使いのシャンプーやヘアケア剤によって異なります。ヘナを含め、その他の植物による着色の仕組みは、ヘアマニュキュアと同様で、髪の周りに付着することで色づきます。弱酸性のシャンプーを使用した場合、3週間ほど髪色を維持することができますが、その成分によっては付着したものがはがれ落ち、色落ちを早める要因となるのです。

ヘナには色々な品質があり、それらによって染まり具合が変わります。髪を染める働きを持つ、ヘナの葉の部分に多く含まれる「ローソン」という成分、そして付着している砂、それぞれの含有量が着色の時間を左右しているのです。最高品質と呼ばれるヘナならば、30分以内で美しい染め上がりが期待できるでしょう。

パッチテストは、使用する色ごとに必ず行ってください。肌の状態に関わらず、ヘナをはじめとする、その他のハーブ自体にアレルギーを持っているかを確かめる必要があります。また体質の変化によって、ヘナやその他のハーブが合わなくなる可能性も考えられるため、過去に使用経験がある場合でも同様にパッチテストを行ってください。

黒髪の場合、光に当たるとほのかに明るくなる程度に着色します。
染毛後はやや明るい印象になりますが、ヘナだけでは明るく染め上げることはできません。

ヘナを使ってケアをしたあとにパーマを施すと、驚くほどきれいに仕上がります。髪にコシがなくなっている場合はもちろん、ヘナでお手入れを続けることによって、パーマ液によってダメージを受けた髪をすこやかに保つことができます。時折、「施術後、すぐヘナをするとパーマがとれてしまう」という声を耳にしますが、髪全体がヘナを含むと、その重さで髪が伸びた状態になるのです。パーマ後にヘナを施す場合は、1週間ほど間をあけるとよいでしょう。髪がすこやかに保たれ、パーマも落ち着きます。またヘナを使用することを考慮して、あらかじめ少し強めにパーマをかけてみたり、美容師さんにヘナの使用を伝え、ロットの大小、パーマ液の量や適正時間などを相談してみたりするのもよいでしょう。

ビニール袋や保存容器に入れ、さらに遮光のできるアルミ素材の袋などを使って冷暗所で保管してください。できるだけ新鮮なうちに使い切るようにしましょう。

お湯で溶いたヘナは、一回で使い切るようにすることが重要です。多く残ってしまった場合は、入浴剤や足湯剤に。また水を足し、さらさらの状態にすれば、植木の肥料として活用することもできます。

暑い場所で育つ作物を摂取すると身体がクールダウンされるのは、自然の作った摂理。花冷えする春の時期や寒さの厳しい季節にヘナを使用する際は室内を暖め、40℃前後お湯で溶いた温かいヘナペーストでのヘナ染めをおすすめします。塗布後はすぐにラップとタオルで髪を包み、その上からビニールのキャップを着用することで頭部からぽかぽかに。寒暖差のある季節も工夫をしてヘナを楽しみましょう。

ヘナの染まる成分（ローソニア）にこだわっております。
一般のヘナの2〜3倍ローソニアが入っております。 そのため、ヘナ染めは色の入り具合、染める時間の短縮において、大変ご好評頂いております。
色によって異なりますが、大体25分～1時間程度で染まります。

自然な草の匂いします。ヘナとハーブを粉末にしたもの、植物そのままの匂いになっております。 色に限らず、ヘナ染め製品全般が植物そのままの匂い、とお考え下さい。染毛後に残るヘナの匂いは2、3日シャンプーを使用するごとになくなります。

＜未開封の場合＞
商品パッケージの底面に記載している日付より２年持ちます。保管場所は室内で常温の場所であれば、どこでも構いません。

＜開封後の場合＞
しっかり封をして、直射日光を避け、乾燥した暗室に保存して下さい。 新鮮な葉を加工しています。お茶と一緒で開けたら、なるべく早く使ってください。 水気の多い場所や湿気の多い場所に保管されますとヘナが水気を含み、カビが発生する場合がございます。納戸などがおすすめです。

＜お湯で溶かした場合＞
その日の内に使い切るようにお願い致します。
どうしても保存されたい場合は、溶かしたヘナが入った容器にラップをし、冷蔵庫に保管して頂ければ、1、2日は持ちます。 但し、ヘナ自体の効能が落ちてしまいますので、ご注意下さい。また、冷蔵庫内に保存される場合は、他の食品への匂いの影響にも十分にご注意下さい。

残念ながら、ヘナだけでは、黒髪を明るく染める事はできません。
ただ、全体を「ヘアパック」で染める事により、光に当たるとほのかに赤っぽい明るくなる程度には着色します。 黒髪より少しだけ印象が明るくなります。

ダークブラウンは成分のインディゴが多いので草木染様に緑からしだいに黒っぽくに発色をする特質があります。数時間すると変色して髪にブラウン系に入ります。緑になるのは白髪がブラウンにしっかり入った目安でもあります。 髪に塗ってすぐに発色せずに空気に触れて徐々に発色していく仕組みです。

＜万一そうなった場合＞
数時間お待ち下さい。（ハーブが酸化されて発色されていきます） 早急に戻したい方は、以下の方法があります。「ヘアパック」で10分ほど染めていただき、洗い流すと「落ち着いた茶色」になります。

＜生え際の白髪を染める場合の頻度＞
新たに生えてくる白髪を、2、3週間に1度、部分的に染められる方もいらっしゃいます。 短期的に染める事により、常に白髪が見えない仕上がりになります。

＜ヘナパック・アムラパックの使用頻度＞
10日間に一度行うとツヤコシハリの効果がUPします。

髪に付着した色素は、市販の「ヘアマニキュア」のように２、３日は洗髪後タオルや枕などに色が着く可能性があります。これは、ヘナ染め製品に全般に当てはまりますが、すぐに色落ちは収まります。